
ギャビン・ ラフテリー
プロフィール
銀行・金融グループのパートナー、東京事務所のマネージメント・コミッティのメンバー。また、グローバル・フィンテック・イニシアチブの共同代表。オーストラリア、イギリス、日本の金融法務に経験を有する。Chambers、Legal 500、『International Financial Law Review (IFLR)』誌に、日本の銀行および金融分野で活躍する優れた弁護士として掲載。
取扱業務
国内外の買収ファイナンス、フィンテック、ベンチャー・キャピタル、金融サービス規制、プロジェクトファイナンス、ECAファイナンス、 デリバティブ、排出権取引、カーボン・ファイナンス、証券化、その他ストラクチャード・ファイナンス案件、金融商品開発に従事。
国内外のクライアントに対し、金融取引及び規制問題に関して幅広いリーガルアドバイスを提供。
主要実績
- 日本企業による過去最大規模のクロスボーダーM&Aとなった、ソフトバンクグループによる約240億英国ポンドのARM社の買収における一部融資となった1兆円のブリッジローン(つなぎ融資)に関連し、アレンジャー及びレンダーを代理。本案件では、ALB Japan Law Awards 2017において、「TMT Deal of the Year」、「M&A Deal of the Year (Premium)」、総合的な実績を表彰する「Japan Deal of the Year」を受賞 サントリーによる約160億米ドルのビーム社の買収をめぐる125億米ドルの融資に関連し、アレンジャー及びレンダーを代理。本案件では、『ASIAN-MENA Counsel』誌において、「Deal of the Year」として選出され、『FinanceAsia』誌において、「Japan Deal of the Year」を受賞。またALB Japan Law Awards 2015において、「Debt Market Deal of the Year」、「M&A Deal of the Year」、総合的な実績を表彰する「Japan Deal of the Year」を受賞。
- サソフトバンクによる216億米ドルのスプリント買収をめぐる1兆6,500億円の貸付に関連し、アレンジャー及びレンダーを代理。本案件では、ALB Japan Law Awards 2014において、「Debt Market Deal of the Year」、「M&A Deal of the Year」および「TMT Deal of the Year」を受賞。
- ソフトバンクによる216億米ドルのスプリント買収をめぐる1兆6,500億円の貸付に関連し、アレンジャー及びレンダーを代理。本案件では、ALB Japan Law Awards 2014において、「Debt Market Deal of the Year」、「M&A Deal of the Year」および「TMT Deal of the Year」を受賞。
- ベインキャピタルによるすかいらーく買収をめぐる貸付に関連し、アレンジャー及びシニアレンダーを代理。本案件では、ALB Japan Law Awards 2012において、「Debt Market Deal of the Year」を受賞し、『FinanceAsia』誌において「Best Private Equity Deal in Japan for 2011 by FinanceAsia」として選出された。
- 米国、欧州、アジア太平洋地域などに拠点を置く様々な金融機関及びテクノロジー企業の日本におけるオンライン金融商品およびプラッフォームの立ち上げに関して、同各社を代理。
- 日系フィンテックファンドの複数の米国を拠点とするフィンテックスタートアップ企業に対する投資に関して、同社を代理。
- フランス系金融機関の日本における証券事業の再編および事業拡大に関して、同社を代理。
- グローバル自動車メーカーの日本における受賞オートローン債権証券化プログラムの構築、及び初期6件の発行に関して同社を代理。
- 国内、米国、ヨーロッパの多数の金融機関や企業に対し、金利や為替ヘッジ、商品デリバティブ取引についてアドバイスを提供。
受賞歴
Chambers、Legal 500等において日本の銀行・金融分野および気候変動関連分野の優れた弁護士として多数受賞歴を有する。
所属
- 豪州ニュー・サウス・ウェールズ弁護士会
- イングランド及びウェールズ弁護士会
- 東京弁護士会(外国法事務弁護士登録)
- 多数の業界団体(ISDA及びIETAを含む)
登録
- 日本~外国法事務弁護士 (2007)
- イングランド及びウェールズ (2003)
- 豪州ニュー・サウス・ウェールズ州 (1998)
- 豪州クィーンズランド州( (1998)
学歴
- シンガポールマネージメント大学 (FinTech & Innovation) (2017)
- カレッジ・オブ・ロー (Legal Practice) (1997)
- オーストラリアボンド大学 (LL.B.) (1995)
言語
- 日本語
- 英語
過去に勤務したオフィス
- London
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)はスイス法上の組織体であるベーカー&マッケンジー インターナショナルのメンバーファームです。