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【2026年1月28日 グローバル発】 ベーカーマッケンジーとValuable 500は本日、障がい者法令に関する包括的な分析を提供する世界初のリソース「グローバル障がい者法令インデックス」を発表しました。本インデックスは、2025年12月に東京で開催された障がい者インクルージョンに関する世界初のアカウンタビリティ・サミット「SYNC25」にて発表され、前例のないプロボノ協働により開発されました。世界50以上の組織から350名超のボランティアが参加し、総計1,400時間以上の作業の結晶となります。

本インデックスは、障がい者インクルージョンの世界的な取組における重要な課題、すなわち各国の障がい者法令に関する比較情報の不足を解決します。雇用主・労働者は、障がいの定義、メンタルヘルスや神経多様性のインクルージョン、合理的配慮の要件、主要な判例等、アジア太平洋、EMEA、米州における重要テーマについて一貫したガイダンスを得ることができます。

Valuable 500 CEOのKaty Talikowskaは、「このリソースは、企業が障がい者インクルージョンへの取組を根本的に変えるものです。これまで企業は各市場の法的状況を包括的に把握できていませんでした。本インデックスは、コンプライアンスは最低限の基準であり、基準の上限ではないことを明らかにしています。雇用主と労働者が権利と責任を理解し、最低基準を超えた真にインクルーシブな職場を構築するためのツールです」と述べています。

本インデックスは、ベーカーマッケンジーのプロボノプロジェクト「Justice in Action」を通じて、法律専門家とビジネススタッフが協働し、複雑な調査に取り組み開発されたものです。2025年6月と10月の集中セッションでは、Valuable 500加盟企業や法務コミュニティから350名以上が、オンライン研修と調査ワークショップに参加しました。

ベーカーマッケンジーのグローバル・プロボノ・パートナーであるAngela Vigilは、「今回驚いたのは、障がいの定義が世界的に進化し、神経多様性やメンタルヘルスを含むようになっていることです。一方で、多くの法域では判例が依然として限られています。法律だけでは変化は生まれません。それを生かすのは人です。本リソースは、企業がより良い質問をし、法域間で有意義な比較を行い、最終的に基準を引き上げるための出発点です。Valuable 500と協働し、この重要なリソースを作り上げたことを誇りに思います」とコメントしました。

本リソースは、障がい者法令における世界的な差異を明らかにします。進化する雇用率制度、合理的配慮の基準、障がいの定義の多様なアプローチ等が挙げられます。国際比較を可能にすることで、実務的なコンプライアンスガイドに加え、政策提言やアドボカシーのためのツールとしても活用できます。

グローバル障がい者法令インデックスの主な特徴:

  • 100以上の法域を網羅
  • 一貫した方法論に基づく比較可能なデータ
  • 更なる調査・検証のための詳細な情報源
  • 定義、保護、合理的配慮要件、執行メカニズムの分析
  • 法務・非法務ユーザー双方に対応したアクセシブルな形式

ベーカーマッケンジー東京オフィスのパートナーである吉田武史は、「SYNC25で本インデックスを発表できたことは、ビジネスにおける障がい者インクルージョンにとって歴史的な一歩です。本プロジェクトは、企業に明確で実践的な法的知識を提供するというビジョンから始まり、数百名のボランティアの献身的な参加により現実となりました。ベーカーマッケンジーがこの世界的な取組をリードできたことを誇りに思います。しかし、これは始まりに過ぎません。本リソースを活用し、コンプライアンスだけでなく、イノベーションを促進し、インクルージョンを推進し、誰もが活躍できる職場を築くことが重要です。共に前進し、進化していくことを楽しみにしています」と加えました。

本リソースは、世界的企業の経営層に向けて「SYNC25」で先行発表した内容に続くもので、今回正式に公開されました。 グローバル障がい者法令インデックスはこちらから。

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