
乘越 秀夫
プロフィール
欧州、アジア地域におけるクロスボーダーM&A、合弁会社の設立、企業法務及びコーポレート・ファイナンスに関連し、25年にわたる幅広い実務経験を有する。M&A、株式公開買付け、企業再編、プライベート・エクイティ、国際公募及び上場、ストラクチャード・ファイナンス、プロジェクト・ファイナンス等の大型案件において数多くの多国籍企業や投資銀行、政府機関にアドバイスを提供。1980年から1990年までの10年間、日本政府に奉職ののち、英国ソリシターの資格を取得。Chambers Asia-Pacific 2011~2017年版において、コーポレートM&A分野の「Leading international lawyer」に選出される。
取扱業務
主にM&A、一般企業法務に携わり、クロスボーダーM&A(上場M&A及び非上場M&A)、合弁会社の設立及び日本企業のロンドン市場上場に経験を有する。実績を持つ業界及び法域は多岐にわたる。イギリス、ドイツ、フランス、ベルギー、スペイン、オーストリア、中国、シンガポール、タイ、ブラジル、オーストラリア、米国、日本等において案件を手掛けた経験を有する。
主要実績
- 英国のイージス・グループをTOBにより買収する案件において電通を代理。
- タイの上場企業の過半数株式を取得する案件においてAGCを代理。
- 豪州の住宅関連ビジネスを買収する案件において日本の住宅関連製造業者を代理。
- スペインの住宅関連ビジネスの過半数を買収し、合弁会社を組成する案件において日本の住宅関連製造業者を代理。
- ヘルスケア分野でノンコア・ビジネスをグローバルに売却する案件において、ヘルスケア関連会社を代理。
- 欧州の医療機器製造業者が日本の販売業者との関係を解消し、固有の販売網を構築する案件において、同製造業者を代理。
- 日本の化学会社がタイにおいて同業他社と合弁事業を運営する案件において、日本の化学会社を代理。
- 米国のプライベートエクイティファンドが複数の国に跨る電子機器製造業者を買収する案件において、同ファンドを代理。
- 日本のエレクトロニクスメーカーがベルギーの同業他社を買収する案件において、同エレクトロニクスメーカーを代理。
登録
- 日本~外国法事務弁護士再登録 (1999)
- イングランド及びウェールズ (1994)
学歴
- University of Oxford (1983)
- 東京大学 (1980)
言語
- 日本語
- 英語
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)はスイス法上の組織体であるベーカー&マッケンジー インターナショナルのメンバーファームです。